八重山郷里の挑戦Vol.12 名古屋東急Hで交流イベント

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名古屋東急ホテルの開業27周年記念イベントとして8月20日、レストラン・ロワール鉄板焼で開催された「八重山郷里生産者交流イベント」には、八重山郷里素牛生産グループで繁殖農家の東竹西信行リーダー、石垣英樹さん、金城信利さんのほか、肥育農家の北内毅さんが招かれた。

yaeyama logoイベントは「八重山郷里・石垣島きたうち牧場プレミアムビーフ鉄板焼コース」(ランチ1人1万円、ディナー1人19000円)を堪能しながら生産者との交流を楽しんでもらうもので、昼の部、夜の部ともに満席という盛況ぶりだった。

各テーブルにはロゴマーク入りのメニュー、八重山郷里フォトブック、子牛の生産履歴カルテ、血統書が用意され、和やかな雰囲気の中、「こちらが金城さんの肉です」、「石垣さんの肉、美味しい」等々、普段、繁殖農家が聞くことのない会話が飛び交った。

常連客という山野さんは「皆さんの真心を残さず頂きます」とお礼。「金城さん、与那国島からわざわざ駆けつけてくれたの!」と涙ぐむ参加者も。

笑顔でいっぱいになった店内を見渡し、石垣さんは「私が託した子牛が肉になり、お客さまに喜んで召し上がっていただいている。こんな場面に立ち会うことができ感激だ」と目頭を熱くした。

■ 顧客との絆づくりを具現化

2今回のイベントは“ものづくり”を伝える努力を積み重ねてきた卸の姿勢、そして何より小早川シェフをはじめとするロワールのスタッフの深い理解があったからこそ実現したものだ。

スタッフ全員がつくり手に感謝し、お肉の素晴らしさを伝えようという姿があり、八重山郷里がめざす顧客との絆づくりが具現化されていた。

イベント後の懇親会では、若手のさんが「私が提供しているお肉はさまざま人、想いで繋がっているのだとわかりました」と話すなど、誰もが充実した表情だった。

東竹西リーダーは「お客さまの評価は繁殖、肥育、お肉を扱う業者、料理人、ホールスタッフの各人が切磋琢磨して得られるものなのだと実感した。

調理技術、トーク、料理の見せ方までが加わり和牛産業が成り立っているのだと知った。ぜひ、スタッフの皆さんには八重山の生産を見に来てほしい。双方が現場を理解することでさらに強い信頼の環につながる」と感謝の言葉を述べた。

Meat UP!片平梨絵
この原稿は肉牛ジャーナル2013年10より連載されていたものです。

 

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